アンナ・ヴィルコランツェヴァAnna Verkholantseva

 

1973年、モスクワ生まれ。 アンナ・ヴィルコランツェヴァは非常に幼いころに中央音楽学校に入学し、ハープの勉強を始めた。その後モスクワ音楽学校に入学し、かの有名なヴェーラ・デゥロヴァに師事した。

ヴィルコランツェヴァのは、1997年の第一回モスクワ国際ハープコンクールで初優勝を飾る。(このコンクールでは賞としてSalvi及びLyon&Healy共同寄与コンサートで演奏した。)

そしてその後も様々な国際コンクールで受賞を重ね、卓越した世界的なハープ奏者となった。

1998年、ビクター・サルヴィ基金の共催により、ロンドンのウィグモアホールで彼女の国際的なデビューコンサートが開かれた。同時期に彼女はモスクワ音楽学院の大ホールでも、セルゲイ・スタドラー率いるロシア・フィルハーモニー管弦楽団を従えてソロ演奏をしている。

2000年に、タリンにおいてラジオ・エストニア交響楽団との大協奏曲の公演に出演し、2001年にはヴィル二ウスで、サウラス・ソンデツキー指揮によるリアニア室内管弦楽団にソリストとして演奏した。また、ヴィエナ・ラジオ交響楽団のソリストでもあった。そのころからヴィルコランツェヴァは、一流のハープ奏者として注目されるようになったのである。

ヴィルコランツェヴァは、ユーリー・バシュメットや彼の率いる「モスクワのソリスト達」とデュオやトリオで演奏している。2001年にはモスクワの美術館で行われた「12月の夕べ」祭にゲストとして暖かく迎えられた。

2000~2001年には、ヴァイオリニストのアレクサンダー・トロツチアンスキーとのデュオで成功を収めた。二人はビクター・サルヴィ財団の提供でロンドン(コベントガーデン)、イタリア(ヴェニス)、アメリカ(サンフランシスコ、シカゴ、シアトル、ニューヨークではカーネギーホールのウェイルリサイタルルーム)でコンサートを開いた。

アンナ・ヴィルコランツェヴァは、1999年はプラハ、2000年はジュネーブで開かれた世界ハープ大会のオープニングコンサートでゲスト演奏するという栄誉にも輝いた。

また、トマス・ラーナ作曲のヴァイオリンとハープのための組曲、ハープとヴァイオリンのためのソナタ、ふたつのハープのための協奏曲、ヴァレリー・キカ作曲のヴィオラとハープのためのソナタなどの初演をつとめた。いずれもビクター・サルヴィに任命されたものである。

現在アンナ・ヴェルコァンツェヴァはオーストリアのヴィエナ・ラジオ交響楽団の第一ハープ奏者であるが、この地位を獲得する以前は、モスクワ県立映画管弦楽団(アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮)の第一奏者であった。また、ドイツのビーフィールドのスタッツヒーター管弦楽団の第一奏者でもあった。

2005年には、ロンドンのトリニティカレッジで上級クラスの教鞭もとる予定である。

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